油揚げ飯(野外調理兼用)のつくりかた |
1:材料の準備(写真の食材は1.5人分です) |
材料(一人分)精米 :262グラム(又は米麦混合)油揚げ: 40グラム(または乾燥油揚げ10グラム) 削り節: 4グラム 醤油 : 35ミリリットル(または醤油エキス10グラム) 注:現在市販されている、軽い油揚げを使う場合、 1人分で1枚と考えればよいでしょう。また、醤油エキスと乾燥油揚は、 旧陸軍が使っていた野外調理用の材料です。醤油エキスは通 常の醤油を濃縮したもので、現在一般には入手する事ができ ませんが、乾燥油揚げはフリーズドライ食材として販売され ています。 |
2:油揚げを切る |
油揚げを小さく短冊切りにする。(乾燥油揚げを使う場合は、 小さく揉み潰しおく) |
3:油揚げを煮染める |
鍋に油揚げが浸る程度の水を入れて火にかけ、沸いたら先ず 削り節、次いで油揚げを入れ、醤油で味をつける |
4:ご飯に油揚げを混ぜる |
油揚げに味が染み込んだら、炊きたてのご飯の中に汁ととも に入れ、よく混ぜ合わせる。 注:混ぜる際には、ご飯を半切り桶や広口の鍋、お櫃に移し た上で、煮汁の水分をとばす心持でよく混ぜると上手く仕上 がります。 |
5:完成 |
備考この料理は材料も安価なうえ、ご飯さえ炊いておけば、10分程度で作ることが出来ますので、非常に使い勝手があるか とおもいます。但し、味のほうはしっかりしていますので安 心してください。鰹節のダシがよく利いた、なかなか上品な 味の混ぜご飯に仕上がります。但し、油揚げはレシピよりも 増量したほうがよいと思われます。一人分で1.5枚か2枚くら いが良いでしょう。夕食に手間をかけたくない、けれども手 抜き料理はしたくない!というときに、この一品はなかなか 使えます。また、登山やアウトドアの際にもよいでしょう。 フリーズドライの油揚げと遠足用のスティック醤油、鰹節パ ックを使えば、ほとんど荷物にならないうえ、栄養十分の夕 食をとることができます。山で昔のアウトドアメニューを楽 しんでみるのも一興でしょう。(調理・文責、中山郁) |