切り干し大根を水で洗ってから軟らかくなるまで茹でます。茹で上がったらざるに取り、さらに強目に絞って水気を切っておきます。

ボールに市販の摺りゴマ（白）、白味噌、砂糖、油揚げの白身を入れて混ぜあわせ、さらに酢を入れて練っておきます。

鍋に胡麻油を入れ、煙が立つまで熱してから牛蒡と人参、そして唐辛子粉入れ、よく混ぜながら炒めます。

これに切り干し大根と油揚げの皮部を千切りにしたものを加え、よく和えれば完成です。(
写真の皿は戦後つくられたものです。)

切り干し大根は値段も安く、長期保存も利き、そして栄養もあると、三拍子揃った食品といえますが、家庭では煮付けに使う位しか思い浮かびません。たまには本品のように和え物にしてみては如何でしょうか？甘く味付けした味噌と酢の風味が食欲をそそります。お弁当のおかずに、そして晩酌のおつまみに合いますよ！
（調理･文責、中山郁）