鯉こくのつくりかた |
1:材料の準備 |
(写真は1.5人分の食材です) 材料(一人分)鯉、150グラム牛蒡、150グラム 削り節、2グラム(又は煮干粉 一グラム) 味噌、70グラム(又は粉味噌 三十五グラム) 生姜、少量
鯉をさばけない方はスーパー・魚屋さんで売っているものをお使いになるほうがよいでしょう。本調理でも市販のものを用いました。 |
2:材料の下拵え |
鯉はうろことえら、そして胆嚢を除去してから2センチ位の筒切りとします。また、牛蒡はささがきにしてから水に浸してアクを抜き、生姜は微塵切りにします。 |
3:牛蒡を火にかける |
鍋に350ミリリットルの水(一人分)を入れ、沸いたら牛蒡を入れ、ついで味噌を溶かし込みます。 |
4:鯉を煮詰める |
味噌を入れた汁が再び沸騰したら削り節と鯉、生姜を入れ、気長に煮詰めます。 |
5:完成 |
備考
現代家庭で召し上がる魚ば大抵海のものが中心であり、川魚というと観光などの機会に山女や鮎を味わうという位。なかなか食べる機会もありません。ましてや鯉というと、近頃は時折刺身だけを食べるようになっています。しかし、もともとは日本人の生活に密接に関わった魚です。もっと沢山食べられても良いと思います。そこで紹介したのがこの一品。要は鯉の切り身を味噌で気長く煮詰めるだけですから非常に簡単です。しかし、レシピの方に記したようにカロリーも蛋白質も非常に高く、栄養満点の料理といえます。お味の方も「これが川魚か?」という位、こってりした脂が楽しめますよ。(調理・文責、中山郁) |