栃木県護国神社

軍隊調理法 料理法


煮豆のつくりかた

1:材料の準備

軍隊調理法
(写真は五人分の食材です)

材料(一人分)

大豆、60グラム
蒟蒻、40グラム
人参、20グラム
生姜、2グラム
砂糖、20グラム
醤油、30ミリリットル

2:具材の準備

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蒟蒻は1・5センチ角に切り、人参は縦に割ってから木口切りとし、生姜は細かく刻んでおきます。

3:豆を煮る

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鍋に大豆を浸し水ごと入れ、さらに水を加えて軟らかくなるまで茹でます。

4:具材を入れる

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豆が軟らかくなったら蒟蒻、人参、生姜を入れます。また、その際、汁が足りないようだったら具が被る程度に水を入れてください。

5:味付け

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人参に火が通ったら砂糖と醤油で味を調へ、汁が鍋の三分の一以下になる程度まで煮てからさませば完成です。

6:完成

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写真は一人分となります。

飯盒に入れた状態(92式飯盒):

これも演習時の弁当用のおかずです。聯隊の演習日には、通常飯盒本体に主食、中子(中ぶた)におかずを入れて携行し、昼食としたといいます。お味の方は、まさしくお袋の味。とくに刻んだ生姜の風味が良いアクセントとなり、食欲を誘います。なお、豆の煮方にはそれぞれ好みがありましょうが、余り軟らかく煮すぎると、食感を損ないます。因みに、これに似た弁当用おかずは海軍にも「煮込み」という名であったようです。(調理・文責、中山郁)
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