塩魚あんかけのつくりかた |
1:材料の準備 |
(写真は4人分の材料です。また、たらの他に鮭の切り身も1本入れてみました) 材料(一人分) 塩魚: 80グラム(塩鮭・塩ぶり・塩さば・塩たら) 玉菜:250グラム(キャベツ) 生姜: 1グラム 澱粉: 8グラム(片栗粉のこと) 削り節:4グラム 食塩: 1グラム 醤油: 25ミリリットル |
2:魚に火を通す |
塩魚はよく洗い、前夜から清水に浸して塩出しをしてから 一人一個ずつの切り身にし、茹でるか、 または蒸しておく(本事例では茹でてみました)。 ※注:現在はスーパーなどで切り身が市販されていますから、 それをそのままお使いになればよいと思います。 また、市販の切り身は、多くの場合、 甘塩ですから、塩出しする必要はありません。 |
3:玉菜(キャベツ)の下ごしらえ |
キャベツは粗切りにしてから、熱湯に食塩を入れてざっと茹であげ、 笊にとっておきます。また、澱粉(片栗粉)は水に溶いておき、 生姜は皮をむいてから卸しておきます。 |
4:あんを作る |
鍋に水1人あたり約80ミリリットルを入れ、 それが沸騰したら削り節、食塩、醤油を入れて 若干辛めに味付けをしてから 水溶きした澱粉を流し込んでよくかきまぜます。 |
5:あんを仕上げる |
あんがどろどろになったら火を止め、 生姜を入れてよくかきまぜ、仕上げます。 |
6:あんをかける |
最後に、魚を皿にのせ、その上を茹でたキャベツで覆ってから、 あんをかけて出来あがりです。 備考材料として季節により 里芋、冬瓜、馬鈴薯、大根の類を用いてもよい。 |
7:完成品 |
(写真の皿は、戦時中に陸軍で使われていたものです) 備考あんかけというと、中華風の凝った料理を思い浮かべるかもしれませんが、 この一品は醤油と削り節ベースの、いわば和風あんかけといえましょう。 このあん、しっかりと、そしてさっぱりした風味を出しております。 これは魚にも合いますが、キャベツともなかなか相性がよく、 あんとキャベツだけでもご飯が進みます。ただ、レシピ通りに作ると、 現代の人にはキャベツが多過ぎるかなとおもわれますが、 これはお好みで加減してください。 魚とキャベツを茹でてから、あんをかけるだけ! この手抜きなしの簡単料理をご家庭で試してみませんか? (調理・文責、中山郁) |