塩焼きのつくりかた |
(できあがり写真) 材料(一人分):生魚 :150グラム(鯛が標準)食塩 :少量 大根おろし:200グラム 醤油 :1・5ミリリットル 調理:生魚は大魚の場合、一人一個ずつの切り身にし、小魚ならば内臓を取ったあと、食塩を表裏にふりかけてから、 金網にならべて魚焼き器に入れて焼くか、または金串にさして火にかけ、 まず身の側(切り身の場合)より焼きはじめ、 七分通りに焼けたら裏返して焼く(一尾付けの小魚の場合は裏を先に焼く) 備考1:火のが通り具合を確認するには:イ:切り身の中で厚目のものを選び、指頭で圧し、弾力があるもの。 ロ:骨を剥がしてみて、その跡が赤くないもの。 ハ:止むを得ない場合は、厚い部分を割って見る等の方法によって見る、 ともかく生焼けのものを分配しないこと。 2:火が強過ぎて焦げそうなときは: イ:火に灰または食塩をふりかけて火を沈めつつ焼くこと。 (これは炭火や七輪で焼く場合です) 3:串にさして焼き上げたときは: 火より下ろしてすぐ串を捻っておく。 そうしないと串に魚肉が固着して抜けにくくなり、 抜けた場合も魚肉がこわれて見栄えが悪くなる。 4:魚の表は軽く焼き、裏の方は火の通るまで焼く。 5:塩魚で塩分の強いものは、前夜より塩抜きしてから上記の要領で焼くこと。 6:付け合わせとしては大根おろしのほかに菜びたし、 または野菜の胡麻和え等がよいでしょう。 ※注:魚の表とは、頭を左に腹を手前にした状態のこと。 備考魚の焼き方の基本です。火が炭火からガスコンロに代っても、基本はかわりません。 (調理・文責、中山郁・協力、中山恵美子) |