酢味噌和え(春季献立)のつくりかた |
1:材料の準備 |
(写真は三人分の食材です) ※本事例では烏賊のかわりに豚肉を用いました。 材料の準備(一人分)筍、100グラム烏賊(または豚肉)、80グラム 食酢、15ミリリットル 葉葱、100グラム 味噌、60グラム 砂糖、15グラム |
2:筍の下拵え |
筍は皮付きのまま縦二つに割り、米糠または米のとぎ汁で軟 かくなるまで茹でてから水に浸して皮を剥ぎ、一口に食べら れる程度に切ります。 (注)筍の下茹でが面倒なときには、市販の水煮筍を使うと 良いでしょう。 |
3:葱を茹でる |
葱は3センチ位の木口切りにしてからさっと茹で、笊にとっ て冷ましておきます。 |
4:豚肉(又は烏賊)を茹でる |
豚肉(又は烏賊)は木口から薄く切り、肉の三分の一を浸す 位の湯で火が通るまで茹でます。また、その汁はとっておき ます。 |
5:味噌の味付け |
味噌をよく摺ってから砂糖、食酢と豚肉(又は烏賊)の茹で 汁を加え、とろとろになる程度に伸ばします(味噌のとろみ 加減はお好みで調整してください)。 |
6:材料を和える |
最後に味噌と筍、葱、豚肉(又は烏賊)を和えれば出来あが りです。 |
7:完成 |
備考春といえば筍です。旬の筍をもっとも美味しく味わえるのがこの一品。下拵えさえしてしまえば、あとは混ぜ合わせるだ けという簡単料理ながらも、爽やかな酸味とほの甘い味噌の 味がご飯にも、そしてお酒にもよく合います。なお、食酢の 代りに摺り潰した山椒の芽を入れれば「木の芽和え」となり、 芥子粉を入れれば「芥子和え」、摺り胡麻を入れれば「胡麻 和え」となります。(調理・文責、中山郁) |