天婦羅のつくりかた |
1:材料の準備 |
(写真は二人半分の食材です。魚は鰯を使いました) 材料(一人分)生魚、150グラム醤油、20グラム 胡麻油(または白絞油)、10グラム 砂糖、7グラム 小麦粉、30グラム 削り節、2グラム 卵、4グラム おろし大根、100グラム |
2:魚の準備 |
魚は大きなものならば切り身にしておきます。また、小魚な らば三枚に下ろすか、あるいは頭と内臓を取り去っておきま す。 (注)写真は鰯の頭と内臓を取っているところです。 |
3:衣の準備 |
麦粉によくかき混ぜた卵を加え、どろどろの衣を作ります。 (注)レシピの卵と小麦粉の分量だと、衣が分厚くなってし まいますので、からりと揚げたい方は、水を加え、ゆるめて ください。衣にねっとり感がない程度でも大丈夫です。また、 衣の中にダマがあっても出来栄えには影響ありません。 |
4:天つゆをつくる |
鍋に1人分充て35ミリリットルの水を煮立て、そこに削り節 を入れ、更に砂糖と醤油で多少辛めに調味して天つゆを作っ ておきます。また、揚げに入る前に大根も卸しておきましょ う。 |
5:揚げる |
鍋に胡麻油を入れて火にかけ、熱くなったら魚に衣をつけて 揚げます。 (注)沢山揚げる場合には、一度に衣をつけて鍋に入れるの ではなく、少しずつ数回に分けて作りましょう。また、鍋に 材料を一度に沢山入れると油の温度が低下し、からりと揚が らなくなります。調理中には常に油の温度調節に注意してく ださい。なお、揚げる際に出る浮き玉(衣の破片)はときど きすくい取りましょう。 |
6:完成 |
おろし大根と天つゆを付け合わせたら完成です。 |
備考いわゆる魚の天婦羅です。今回は鰯を使ってみましたが、白身の魚を切り身に、または2枚に卸して揚げれば高級感も出 ましょう。注意する点は衣を作る際にあまりどろどろにしな いこと(どろどろのまま揚げると天婦羅というか、フリッタ ーのようになってしまいます)。高温で揚げるようにするこ と。この2点につきます。 本調理はレシピ通りに魚だけを揚げましたが、ご家庭では野 菜や芋、かきあげなども一緒に揚げて楽しんでください。な お、勿論、軍隊調理法でも野菜の天婦羅(精進揚げ)が掲載 されていますが、これはまた別の機会に紹介します。 (調理、中山郁・中山恵美子。文責、中山郁) |