野菜早漬け第5号のつくりかた |
1:材料の準備 |
(写真はキャベツ1キロ(1個)を用いた場合の材料です) 材料の準備(四斗樽一本分)玉菜(または白菜)、65キログラム 林檎、5キログラム 食塩、2キログラム 白砂糖、2キログラム 唐辛子粉、10グラム (※)家庭で少量作る場合の分量例(家庭用漬物器一本分) 玉菜(キャベツ)、1キログラム 林檎、125グラム(半個弱) 食塩、50グラム 砂糖、50グラム 唐辛子粉、少量 |
2:材料の切り方 |
キャベツ、リンゴをよく洗ってから、キャベツは縦四つ割り にしてから芯を取った上で粗切りとし、リンゴは四つ割にし て芯を除いてから薄い木口切りにします。 |
3:調味料をまぜる |
切ったキャベツとリンゴを大きな器に入れてから食塩をふり かけて材料と混ぜ合わせてから約30分位そのままにします (この間に一回かきまわします)30分たち、野菜の汁が出 ているのを確認したら、砂糖と唐辛子を混ぜ、樽に漬け込み ます。 |
4:漬ける |
一昼夜ほどで漬け汁が押し蓋の上に上がります。そしたら完 成です。 |
5:完成 |
写真の皿は大戦末期に陸軍で使われていたものです。 備考野菜ならなんでも漬けられるのが漬物の良いところ。大根、白菜、茄子、果てはパパイヤなど、なんでも漬物になります。 キャベツの漬物自体は決して目新しいものではありませんが、 そこにリンゴが入るとなると、「おや?」と思われる方もあ るかと思います。本品は決して塩辛くもなく、むしろ甘くて フルーティーな、恐らく子供の口にも合うようなまろやかな 仕上がりになりますが、その味の決め手がリンゴなのです。 だまされたと思って試してみてください。決して後悔はしな い筈ですし、あわよくば、漬物嫌いなお子様が食べるように なるかもしれませんよ。(調理・文責、中山郁) |