栃木県護国神社資料館


ご遺品・資料のご寄贈のお願い

栃木県護国神社には幕末維新から大東亜戦争、そして戦後に至るまでの間、身を挺して国家と社会に尽された軍人・軍属及び民間人五万五千三百六十一柱のご英霊をお祀りしております。

当社におきましては、自らの命を国家につながれたこれらのご英霊の偉功を顕彰し、そのご遺徳を偲ぶとともに、ご英霊のありし日のおもかげを追慕していただく場所を設けたいと存じまして、平成14年春より栃木県護国神社資料館を開設いたしました。

現在この資料館には、主に日露戦争及び大東亜戦争におけるご英霊のご遺品をはじめ、復員軍人からの寄贈を受けた軍装品等を含め、268点(平成15年1月現在)のご遺品及び資料と図書約400冊が収蔵されております。

しかしながら、より多くのご英霊方のゆかりの品々を資料室に展示し、その国家と郷土、そして家族を愛されたお心を社会に対して紹介するとともに、また、無事つとめを果たして帰還されました軍人・軍属・民間人の皆様のご苦労を通じて、往昔を追憶し、平和を祈念する場をつくりたく存じております。

そこで、みなさま方にご英霊のご遺品やゆかりの品々、又、その時代を知るよすがとなります資料をご寄贈くださいますようお願い申し上げる次第でございます。

ご遺族をはじめ昔日を知る方々も日々少なくなるとともに、各家庭においては世代交代が進んだ結果、ともすればご遺品をはじめ、その家の歴史を示し、また父祖が使われていた品々が散逸し、市井に流れはじめていると聞きます。

そうした現在、当社におきましてはご遺品や資料を収集し、皆様の父祖の心を社会に対して示させていただく最後の機会と存じ、ここにご寄贈をお願い申し上げる次第でございます。

ご寄贈いただきましたご遺品や資料は、上記の資料館に納め、保管するとともに、順次展示に使わせていただきたく存じております。何卒ご協力の程をお願い申し上げます。




■ご寄贈をお願いする品々■

【対象となる時代】
幕末維新から大東亜戦争、及び戦後
【対象戦役名】
戊辰戦争・西南戦争・日清戦争・北清事変・日露戦争・第一次世界大戦・シベリア出兵・満洲事変・支那事変・大東亜戦争・戦後の自衛隊関連
 一.ご遺品
・軍服・武具兵器・装具・写真・日記・手紙等ご英霊が従軍、または公務に従事していた際にお使いになられていた品やゆか りのある品々

*ご寄贈いただきます際には、ご英霊の略歴と、できましたらお写真をお付けくださいましたら幸いです。
 二.当時を知るための資料
・軍服・制服・装具・兵器・写真・手紙・日記・絵画・スケッチ等
・陸海軍各部隊関係資料及び従軍看護婦、満蒙開拓団、軍需工場など戦時中の各機関及び戦後における戦友会・慰霊団及び 遺骨収集関連資料と写真等



写真
資料館外観
写真
資料館
写真
資料館



次のページ
栃木県護国神社