栃木県護国神社の境内


「鎮魂 第三十三師團 山砲兵第三十三聯隊之碑」



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軍馬碑

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祭典時
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軍馬碑 
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碑文

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軍馬碑 碑文
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「鎮魂」
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山砲兵第三十三聯隊は弓第三十三師團の師團砲兵として昭和十四年仙台及び高田において東北各県新潟県茨城県栃木県群馬県長野県の出身者をもって編成され中国江西省に出征その後北関東及び長野県出身者を主とするよう変更され揚子江南及び黄河北方の大小の作戦に参加昭和十六年暮から終戦までタイ国上陸後ビルマ進攻作戦インパール作戦イラワジ会戦等苛烈な作戦に参加輝かしい弓師團の戦斗に貢献しましたこの間には一八九六名の戦友が尊い生命を捧げた事は痛恨の極みでありますここに故友の遺烈を後世に傳える為この碑を建立します

平成三年三月十日
弓六八二五部隊山砲兵第三十三聯隊戦友会


軍馬は、かけがえのない、我々の戦友であった。召されて故国を出て、中国大陸の南に北に、ついでタイ、ビルマ、インドと多くの作戦に参加し、重い火砲や弾丸を負い、暑さ寒さひもじさに堪えて働いてくれた。この間弾丸に倒れ或は糧食の欠乏と豪雨とにより、多くが戦陣に死し、戦い敗れて一頭も故国に帰ることなく、悉くが南方の土に帰した。ここに万斛の涙とともに聯隊千三百頭の無言の戦友の霊を弔う。

平成九年三月十日
山砲兵第三十三聯隊戦友会






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