9月16日(火)


行程表

9/16(火) 晴

  8:00   ブリーフィング。
  8:35   デッパ。道は樹林帯の緩やかな登高となる。地形は若干錯綜しているが道はしっかりしている。標高も高いので歩いていて快適。
  9:30   1本。
  9:40   デッパ。
  10:20   山脈最高点通過。
  10:37   2本。山脈最高点の休憩場所。小広い草地で太平洋側に展望が開けている。十数人のオーストラリア人パーティーが登ってきた。パワフルな足取りに驚かされる。
  11:02   デッパ。急な下降となる。雨のあと故スリップ注意。15分ほど下ると山腹のゆるやかなトラバース道となる。非常に快適。イオラ川が近くなると再び急になる。
  11:40   テンプルトンクロッシングNO2通過。広いテント場でダンロップ10張分、野営跡あり。
  11:43   イオラ川を飛び石伝いで徒渉。右岸に渡る。岸辺にダンロップ3張分のスペースあり。ここから山の斜面を右手にしながらテントサイトまで巻き道が続く。道やや細く、石と木の根混じりの道が鬱陶しい。
  12:20   3本。昼食、巻道にて。
  13:00   デッパ。
  14:00   テンプルトンクロッシングNO1テントサイト着。スペースはダンロップ30張は可能。森の中の広々としたサイト。便所も谷側に1箇所掘ってある。水はテント場からココダ道を2分ほど下ったところに流れている小沢。綺麗で美味く、生飲しても大丈夫であった。水浴はイオラ川を使う。流量多く、かつ冷たい。

行動記録


ココダ・ギャップ付近の稜線
ココダ・ギャップ付近の稜線 焚き火を囲んでの朝食で体温を上げ、出発する。道は相変わらず樹林帯の緩やかな登高が続く。地形は若干錯綜しているものの、道はしっかりしているので迷うことはない。また、標高も高いので歩いていて快適である。10:20にココダギャップ(最高点)通過。


ココダ・ギャップの休憩場
しかし休憩はそこから更に10数分進んだ広場でとった。ここは小広い草地で太平洋側に展望が開けている。風もあり気持ち良い場所である。道はここから急な下降となる。

雨のあと故か、地面のコンディションもよくなく、スリップに注意が必要。15分ほど下ってゆくと道は山腹のゆるやかな巻き道となり、足もはかどるが、イオラ川が近くなると再び急になる。イオラ川のすぐ手前にダンロップ10張分の野営地がある。これがテンプルトンクロッシングNO2で、豪州軍の基地であったところ。このすぐ下がイオラ川となる。川を飛び石伝いで徒り、右岸に移る。わたり切ったところにはダンロップ3張分のスペースがある。ここから道は山の斜面を巻きながらの、やや冗長な登りとなる。道幅はやや細く、石と木の根混じりののため多少鬱陶しい。やがて道は下りはじめ、樹林の中の広場に出る。ここが本日の宿、テンプルトンクロッシングNO1である。

夕方、いつものようにオーストラリア人達とお茶とおしゃべりを楽しむ。今回の参加者のうち、何人かが東洋武術や瞑想に興味を持っており、中にはTMの実践者もいるという。ただ、筆者が研究している山岳信仰について、英語で説明を求められたのには困った。歓談中、ふとボーイ達の方に眼をやると、おいでおいでをする。そこで今度はボーイ達の方に遊びに行き、地面にべたりと座り込み、拙いピジンで話しながら、お吸い物を造って味見してもらう。かわりにこちらはミロを貰い、彼らが夕食の準備にかかるまでダベった。

水場、幕営地

■テンプルトンクロッシングNO2

ダンロップ10張分のスペースあり。水場はイオラ川を使う。川の対岸にも3張分のスペースあり。

■テンプルトンクロッシングNO1

やはり豪州軍の基地であったところ。樹林の中にダンロップ30張程のスペースがひろがる。便所も谷側に1箇所掘ってある。水はテント場からココダ道を2分ほど下ったところに流れている小沢。綺麗で美味く、生飲しても大丈夫であった。水浴はイオラ川を使う。流量多く、かつ冷たい。また、テント場から上記の水場行く途中に豪州側の記念碑と現地人が作った小屋があるが、その周囲にも設営可能。













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栃木県護国神社